12月22日と言えば冬至。そして、新年の初風呂と言えばゆず湯ですよね。
よくスーパー銭湯などでも、ゆず風呂があると何となく嬉しくてつい長湯をしてしまいますね!香りもいいですし(^^♪。
でも、なぜ冬至や新年のお風呂はゆず湯なんでしょうね?
ゆず湯に入ると風邪をひかないとよく言われ、小さいころから何の疑問も思わずに入ってましが、ゆず湯って本当に身体に良い効果があるのでしょうか?
今日は、実際にゆず湯に入った経験もまじえて、見ていこうといこうと思います。
ゆず湯の効果とは?
そもそも、ゆずにはどんな身体に良い成分がふくまれているのしょう?気になりますよね?ゆずには以下のような成分がふくまれています。
(1)リモネン(2)シトラール(3)βカロテン(4)ヘスペリジン
(5)クエン酸(6)リンゴ酸(7)ビタミンC(8)ペクチン
何か、色々な成分が入ってますねー! 具体的にこのような成分が含まれているゆず湯に入ると、どのような効果があるのか見ていきましょう。
効果(1)血行促進と冷え予防
シトラール、ヘスペリジンなど、ゆずには血液の循環を促進し、血行をスムーズにする成分がたくさん含まれているので、ゆず湯に入ると血行が促進され、全身にあたたかい血液が巡るようになります。その結果、身体がポカポカ温まり、湯冷めしにくくなるのです。
とくにゆず湯による温熱効果は、手足の指先など末端を温めてくれるので女性に多いつらい冷え症の症状の改善にも効果が期待できそうです。
効果(2)免疫力のアップとダイエット効果!
ゆず湯に入り冷えにくい身体になってくると、平均の体温も少しずつ上がってきます。
体温が1度上がるだけで免疫力は30%アップする基礎代謝は13〜15%アップすると言われています。
つまり、ゆず湯を習慣にして体温を上げていくと、身体が冷えていたときよりもずっと痩せやすく太りにくい身体に変わるという効果も期待できそうです。
効果(3)疲労回復とリラックス効果
クエン酸やビタミンCなど、ゆずには疲労回復成分がいくつも含まれています。
ゆずの香りの成分リモネンには心をくつろがせるリラックス効果、そしてシトラールには脳をシャキッと元気にさせる効果があるので、これら二つの働きが自律神経のバランスを保ちます。
効果(4)トラブル肌改善としっとり効果!
お肌の保湿効果が高く、肌細胞の活性化も促進させるビタミンCやクエン酸などのゆずの成分は、お肌のきめを整えて潤いを保ちます。
また、ゆずには高い殺菌・鎮痛効果もあるので、寒い季節に増えがちなトラブル、ひび、あかぎれ、しもやけ にも効果があるそうです。
ゆず湯の入り方 ぴりぴりするのは何故?
さて、こんなに良い効果のあるゆず湯!すぐに入りたくなりますが、まれに以下のようなことがあります。
私は、去年の冬至の日にお風呂にたまたま頂いたゆずの皮ををむき、半分に切ってネットに入れてお風呂に入れて湯船につかっていたら、急にピリピリしてきて、慌てて湯船から出てシャワーを浴びたことがありました。
ゆず湯に入っていてこんなことは初めてだったのでびっくり!!最近また冬至が近づいてきたので気になって調べてみると….
ゆずに入っている柑橘系の成分であるリモネンが強いらしく、皮膚の薄いところや、肌が弱っていたり、体質によって、ピリピリするそうです。
でも、ぴりぴり感がいつまでも引かない!!ということがなければ大丈夫だと分かりました。良かったです。
とはいえ安心してゆず湯を楽しみたいのですね。
ですので、本物のゆずを使って入るには以下の二種類の方法をお試しください。
入り方(1)丸ごと浮かべる方法
上に書いたお肌がデリケートな方にはリモネンが抽出しにくいまるごとゆず湯がおすすめです。
まるごと浮かべる場合、ゆずは5個以上あるとエキスが充分浸透し効果的です。
また、丸ごと使ったゆずは、翌日にリサイクルしてもう一度使うこともできます。二度使えるのはお得感がありますね!
入り方(2)ゆずを輪切りや、半分にして入れる方法
お肌への刺激に心配がない場合は、ゆずを輪切りにしたり、半分に切って入れることで、ゆず湯の効果が増します。
この入浴法のメリットは、ゆずの香りが強く立ち、お湯にたっぷりのエキスが溶け込むため、美肌効果が高くなる事です。
まとめ
身体に良い成分がたっぷりのゆず湯に入ることは、単に風邪予防だけではなく、色々な効果があることがわかりました。
ただ、ゆずに含まれるリモネンという成分が強いので、肌が敏感だったり心身の調子が良くない時にはぴりぴりしてしまうこともあるので、ゆずを丸ごと湯船いれるなど、ゆず湯を工夫すれば安心してはいれますね。
これから寒くなる季節が続くので、時々でもゆっくりとゆず湯に浸かり、心身の疲れを取ってほっこりとした時間が楽しめると良いですね。
また、ゆずに含まれるリモネンは、汚れを落とす成分としても有名です。
ゆず湯をしたあとの残り湯は、洗濯やお掃除に向いているので、こちらもすっきりと年末のお掃除にも活用できそうですね。
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